【watata野球教室】判定の機械化の一歩目か?? リクエスト制度

プロ野球

こんにちは!

watataです!(´・ω・`)

今日は「リクエスト制度」について話していこうと思います!

ここ数年で導入されたルールとしては1番大きい影響のあるものなんじゃないでしょうか?

この先に判定の完全機械化が待っているのでしょうか、、

それでは解説していきます!( ゚д゚)

スカパー!プロ野球セット

【用語説明】

リクエスト制度

リクエスト制度とは「審判の判定に異議がある場合、ビデオ判定を要求できる制度」です!

MLBではビデオ判定を要求する「チャレンジ制度」が2014年から導入されました。

それを受けNPBで「日本版チャレンジ制度」としてリクエスト制度が2018年から導入されました。

それまでは審判の判定は絶対!という感じで抗議があってもなかなか覆ることはありませんでしたね。

リクエスト制度の導入により、判定が難しい際どいプレーを正しく判定することができるようになりました。

正しいジャッジで選手の成績を守るだけではなく、審判の責任も守ることができるほんとにいいルールだなとwatataは思います!

リクエストの判定する映像を見るのも地味に盛り上がりますしね笑

【リクエスト制度のルール】

リクエスト制度はいくつかルールがあります。

①リクエストの権利は1試合に2回(延長戦に入ると1回分追加)

②リクエストが成功した場合、リクエストの権利は減らない

③リクエストの権利は監督が保有している(選手が審判にリクエストすることは出来ない)

④監督がベンチから出て両手で四角を描くことがリクエスト申請のサイン

⑤リクエストでの検証時間は5分以内で、ビデオ判定でも確証が得られない場合は最初の判定通りとなる

⑥リクエスト可能なプレーが決められている

①、②は知っている方も多いでしょう。

リクエスト成功して正しい判定になったのにリクエストの権利減ってたらおかしな話ですもんね笑

③の決まりはありますが、実際リクエストする時は、選手やランナーコーチのアピールによって監督がリクエストする場合がほとんどですね。

⑤はリクエスト制度導入時に懸念されていた試合進行が遅れることへの対処法でしょうね。

5分もスロー再生の映像を見て確証が得られないプレーは誤審しててもしゃーない!!

⑥については長くなりそうなので次で解説します!

全体的にびっくりするほど複雑!ってほどのルールではないのでわかりやすいと思います。

【リクエスト適用のプレー】

リクエストが可能なプレーと不可能なプレーを整理していきましょう!

リクエスト可能

・ファール、フェアの判定

・ホームランの判定

・アウト、セーフの判定

・コリジョン、ゲッツー崩し等の危険なプレー

・危険球の判定

・フライ等の完全捕球の判定

これらのプレーに対してはリクエスト可能です。

逆に以下のプレーに対してはリクエストは出来ません。

リクエスト不可能

・ストライク、ボールの判定

・ハーフスイングの判定

・自打球

・走塁妨害、守備妨害の判定(コリジョンやゲッツー崩しは可能)

・ボーク

・インフィールドフライ

・塁審より前方の打球

これらはリクエスト出来ません。

塁審より前方の打球がリクエスト出来ないことはあまり知られていないんじゃないでしょうか?

基本的にピッチャーが投げてバットに当たるまではリクエスト出来ないと思って良さそうですね。(危険球を除いて)

ストライク、ボールの判定に文句つけていたら一生試合が終わらん!笑

インフィールドフライもリクエスト出来ないんですね。

そもそもリクエストするタイミングがあるのか!って感じですが笑

(↓↓インフィールドフライについては別の記事で解説しています↓↓)

【watata野球教室】これが説明出来たら今日から君も野球博士!! インフィールドフライ!!

【リクエスト制度のメリット・デメリット】

リクエスト制度のメリット・デメリットを見ていこうと思います。

メリット

・誤審の減少

・審判の責任の軽減

メリットはやはり圧倒的に誤審の減少ですね!

間違った判定を正すことができるようになったのは本当に大きな意味を持つと思います。

また、審判も人ですから間違ってしまうこともあります。

それまではずっと言われ続けることになったであろう誤審がビデオ判定で正されるので次の日にはもうみんな忘れてますよね。

誤審なんてなかった、、

こうなるわけです笑

リクエストには審判を守る制度としての役割もあるわけですね。

デメリット

・審判の判定軽視

・設備コスト

・試合時間が伸びる

逆にデメリットでは審判の判定が軽くなってしまうという問題も出てきます。

審判の判定が絶対の権限ではなくなってしまいますからね。

設備コストもかなり大きいでしょう。

ランニングコストはどのくらいか分かりませんが、初期費用はやばかったでしょうね( ꒪ཫ꒪ )

ちなみにMLBのチャレンジ制度はチャレンジの判定専用の審判も雇っていますから尋常じゃないコストがかかっていると思います。

やっぱアメリカは規模が違ぇ!!

試合時間が伸びるデメリットもありますが、試合見ているとそこまで気になりませんね。

ビデオ判定の映像を見るのもなかなか楽しいのでこのデメリットはほぼなしと言っていいでしょう。

球場によってはリクエストでのビデオ判定専用のBGMがかかったりしますね!

【リクエスト制度のまとめ】

リクエストとは

・審判の判定に異議がある場合、ビデオ判定を要求できる制度 ・2回失敗するまで要求可能 ・1番のメリットは誤審の減少 ・監督ごとにリクエスト要求のジェスチャーに癖があって面白いね!!

以上です。

リクエスト制度のように色々な判定が機械のシステムされていくなら審判そのものが機械されるんでしょうかね?

未来だわー!!

今回の「リクエスト制度」や以前お話した「コリジョンルール」などプロ野球にも新しいルールが導入されています。

(↓↓コリジョンルールについては別の記事で解説しています↓↓)

【watata野球教室】ケガが少なくなることはいいこと!! コリジョンルール!!

最初はルールに戸惑うこともありますが、導入されてみたらいいルールだったってことがほとんどですね!

最新のルールや最近のプロ野球事情も【watata野球教室】では解説していきますのでこれからも見てやってください!!(お願いだから)

それではさようならー(´-ω-)ウム

DAZN

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