こんにちは!
watataです!(´・ω・`)
実家に帰るバスの中ですが【watata野球教室】をやっていこうと思います!
今回は中継ぎについては話していこうと思います!
カープは昨日中継ぎが大炎上でしたので思いいちゃったテーマです、、
【用語説明】
中継ぎ投手とは
中継ぎ投手とは「先発投手の後に登板する抑え投手以外の投手」です。
ざっくり言えば最初と最後に投げた投手以外の事ですかね。
(先発投手と抑え投手についてはまたいつか解説します)
中継ぎ投手は試合によっては登板しないこともありますし、先発投手にアクシデントがあれば1回から登板になることもあります。
つまり、いつ登板機会が来るか分からない大変な仕事ってことです!
例えるなら消防士とか救急隊員でしょうか。
いつ来るか分からない出番に向けて毎試合準備をする必要があるわけです。
大変なポジションですね、、
【中継ぎ投手の役割】
一言で中継ぎ投手と言っても色々な役割があります。
1つずつ見ていきましょう!
ロングリリーフ
「長いイニングを投げること」をロングリリーフと言います。
先発投手にアクシデントがあったり、大量失点で降板する際に登板する投手です。
ですから、ほとんどで試合の前半を任されることになります。
長いイニングを投げることになりますからスタミナがあることと緊急登板に対応出来ること求められます。
先発適性がある投手が抜擢されますね!
今のカープだと矢崎投手が任されるでしょうか。
3連覇の時は九里投手やヘーゲンズ投手がしてくれていましたね。
本人は先発希望でしょうけど、九里投手がロングリリーフで控えている状況になると投手陣のの厚みがあるって感じですね。
九里2人おってくれ!!( ゚д゚)クワッ
ビハインドでの登板が多いので若手選手の先発テストとして使われることもありますね。
大差で負けたとしてもロングリリーフで若手選手や先発適性ありそうな選手を試して今後の糧にしていくことが大切ですねー!
ワンポイント
ワンポイントとは「打者を1人だけ打ち取る為に登板する投手」です。
特に左打者に対して左投手を当てるってイメージが強いですね。
パ・リーグの方がワンポイントを使っている気がします。
ワンポイントのメリットは抑えたい選手をピンポイントで狙って対策できるところです。
デメリットは1人を抑えるためだけに投手1人を使ってしまうところです。
登板するために気持ちと肩を作って数球しか投げないのは勿体ない使い方に感じますね。
でも、プロって感じです。
まさに仕事人!!
あと、打たれたら「このために準備してたのに、、」って悲しい気持ちになります笑
フォアボールだったら余計に、、
ちなみにメジャーリーグでは2020年にワンポイントは禁止になったそうです。
理由は試合進行を遅らせないためだとか。
watataもさっき調べて初めて知りました。( ゚д゚)
セットアッパー
「勝ち試合で試合終盤の1イニングを任される投手」をセットアッパーと呼びます。
リードを保ったまま次の投手に繋ぐことが役割になります。
中継ぎのエースポジションですね!
7回、8回に登板することがほとんどです。
現在のカープで言うと7回が島内投手や塹江投手、8回が中崎投手ですね。
勝ち試合とはいえ接戦が多いのでメンタル的にも厳しい役割ですね。
セットアッパーやクローザー(抑え投手)は能力ももちろんですがそれ以上に精神力が求められる役割だとwatataは思っています。
セットアッパーやクローザーがしっかり決まっているチームは強いですね。
敗戦処理
「大差で負けている試合に登板する投手」を敗戦処理投手と言います。
いい言葉ではありませんが、役割としてはめちゃくちゃ大切です。
敗戦処理投手=ロングリリーフになることもあります。
ほぼ負けが確定してる試合でセットアッパーはクローザーなど勝ち試合で投げる投手を使う訳にはいきません。
でも、プロ野球に降参も点差によるコールドゲームもありませんから誰かが投げて試合を終わらせないといけません。
基本は若手投手や試したい投手を投げさせますね。
そこでいい投球をしてくれる投手は使ってもらえるでしょうしね!
また、メジャーでは敗戦処理投手として野手が投げたりしますね。
さすが自由の国アメリカ、、
NPBだと読売ジャイアンツがやってたりもしました。
【中継ぎ投手の評価基準】
中継ぎ投手の評価は難しいです。
勝ち数イニング数や奪三振数は先発と比べたら全然違いますし、接戦で投げると打たれた時に負けが付きやすくなります。
全体的に過小評価されがちな中継ぎ投手ですが、評価基準はちゃんとあります。
ホールド
英語の「ホールド(保つ)」から来ている言葉で試合状況を維持したことを評価する指数です。
ホールドの最低条件
ホールドには最低条件が4つあります。
①先発投手、勝ち投手、負け投手のどれでもないこと
②中継ぎ投手として登板し、試合終了まで投げ切らない
③アウトを1つ以上取ること
④降板後に同点や逆転をされないこと
これが最低条件です。
ここから自チームがリードしている場合と同点の場合によって条件が変わってきます。
以下の3つの条件の内1つを満たすと達成となります。
①3点以内のリードをしてる展開で1回以上を投げ、リードしたまま降板
②2者連続ホームランを打たれた時、同点または逆転される場面に登板し、1/3イニング以上に投げて、リードしたまま降板
③3イニング以上投げてリードしたまま降板
②は難しいですが例をあげると
2-0でリードしていてランナーなしの場面で登板しアウトを1つ取れば条件を満たせます。(ソロホームラン2本で同点のため)
3-0でリードしていてランナーなしの場面で登板しアウトを1つ取っても条件を満たせません(ソロホームラン2本でもリードできているため)
以下の2つの条件の内1つを満たすと達成となります。
①失点せず降板
②チームが勝ち越した時、リードを保ったまま降板
まとめると失点しなければオッケーです笑
結構条件が色々あって大変ですねー( ̄∀ ̄)
ホールドポイント(HP)
ホールドポイント(HP)とはホールド数に救援勝利数を足した数値になります。
例えば
ホールド数が20で勝ち数が3ならホールドポイント(HP)は23になります。
もし先発での勝ち星があったとしてもホールドポイントには加算されません。
ホールドよりホールドポイント(HP)の方が評価基準になりそうですね。
そして年間でホールドポイントが1番多い選手が最優秀中継ぎに選出されます。
【歴代の中継ぎ】
歴代の優秀な中継ぎ投手を見ていきましょう。
岩瀬仁紀
クローザーで有名な岩瀬投手ですが、最優秀中継ぎを3回受賞しています。(歴代最多)
「死神の鎌」と呼ばれたらスライダーで通算407セーブを挙げた岩瀬投手。
407セーブってなんや??笑
凄まじい記録ですが、中継ぎ時代も最優秀中継ぎを3回も取っているんですね。
まだホールドが計算される前でしたがシーズンのホールド換算すると
32ホールド5勝になります。
やっぱすごい!
山口鉄也
こちらも最優秀中継ぎを3回受賞(歴代最多)
2013年に38ホールド4勝の42ホールドポイントがキャリアハイです。
2014年にNPB史上初となる200ホールドを達成しています!
9年連続60登板というプロ野球記録も持っています。
育成からスタートなのにこんな成績出せるんか!!
育成の星ですねー!(*´∀`*)
宮西尚生
またまた最優秀中継ぎ3回(歴代最多)
宮西尚生投手はワンポイントのイメージもありますね!
2019年に43ホールド1勝の44ホールドポイントがキャリアハイになっています。
通算373ホールド、通算409ホールドポイントでNPB記録保持者です!
プロ野球スピリッツでもスライダー2つはほんとに打ちづらい笑
実際に打席に立てばもっと打てないでしょう笑
浅尾拓也
47ホールド12勝の59ホールドポイントでホールドポイントのNPB記録を持っています!
watata的に中継ぎ投手と言ったら浅尾拓也投手ですね!
ほんとに2010年、2011年は衝撃的な活躍でした!
あと、さわやか系イケメンだし!!
もうずっと中継ぎと言ったら!!って選手ですねー!
【中継ぎ投手のまとめ】
中継ぎ投手とは
中継ぎ投手は過小評価されがちだからちゃんと見て評価してあげましょう!(≧▽≦)
中継ぎ投手は色々な場面での登板が求められて本当に大変で大切な仕事です。
投手の分業制が確立されている現代の野球では中継ぎの重要性は高まるばかりですね。
中継ぎ投手に注目してプロ野球を見ていきましょう!!
そういえば、今日は広島東洋カープの大瀬良投手と阪神タイガースの青柳投手は完投してましたね!
せっかく中継ぎ投手をテーマにしたのに誰も投げてないやんけ!!笑
それではさようならー(´-ω-)ウム
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