【watata野球教室】これが説明出来たら今日から君も野球博士!! インフィールドフライ!!

プロ野球

こんにちは!

watataです!(´・ω・`)

今日は「インフィールドフライ」について話していきます!

インフィールドフライはよく分からないルールの代表格ですね!

今日ここで覚えて野球通になっちゃいましょう!

それでは解説していきます!!

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【用語説明】

インフィールドフライとは

インフィールドフライとは「0アウトまたは1アウトでランナーが1,2塁または満塁の場面で内野手が簡単に取れるフライ」のことです。

インフィールドフライが審判に宣告されるとバッターはアウトとなります。

条件を整理すると

①0アウト or 1アウト
②1,2塁 or 満塁
③内野手が簡単に取れるフライ

です。

この3つの条件を満たすとインフィールドフライが宣告されます。

ただし、バントでのフライである場合はインフィールドフライは適用されません。

そしてインフィールドフライが宣告された後、野手がフライを捕球、またはフェアゾーンにボールが落球した時にバッターのアウトが確定します。

インフィールドフライは成立した後もインプレイとなるので捕球されたあと、タッチアップをすることも可能です。

あまり見たことはありませんが笑

フェアゾーンかファールゾーンか微妙なフライにはインフィールドフライ・イフ・フェアが宣告されます。

インフィールドフライ・イフ・フェアが宣告された打球がファールゾーンに落ちた場合はファールとなります。

それではインフィールドフライはなんのためにあるかを見ていきましょう。

【インフィールドフライの役割】

インフィールドフライは攻撃側が不利にならないためのルールです。

アウト取られるのに不利にならんのか!
どうなっとるんや!

と思う人もいると思うので、例を上げて説明します。

0アウト1,2塁の場面で簡単に捕れるショートフライが上がったとします。

これはインフィールドフライの条件を満たしていますが、インフィールドフライが宣告されなかったらどうなるでしょう?

ランナーはフライが上がったので帰塁します。

そこでショートがわざとボールを落とした場合、ランナーは進塁しなければなりません。

その間にショートから3塁へ、3塁から2塁にボールが渡りダブルプレーとなってしまいます。

ただの内野フライで1アウト1,2塁のはずが2アウト1塁になってしまうわけです。

このような事を防ぐためにインフィールドフライはあるのです。

ちなみに、ランナー1塁の時はインフィールドフライは宣告されません。

なぜなら、バッターランナーは打球が捕られても落ちてもファーストベースに走るのでダブルプレーにはならないからですね。

これでダブルプレーならバッターランナーの怠慢プレーや!!

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【過去のインフィールドフライ】

ここからは過去に起きたインフィールドフライでの珍しいプレーを見ていきましょう!

1991/06/05 横浜大洋ホエールズ-広島東洋カープ

2-2の同点で迎えた9回ウラ1アウト満塁で横浜の攻撃。

バッターの清水選手が打ったボールは3塁線上の内野フライとなり審判がインフィールドフライ・イフ・フェアを宣告しました。

カープのキャッチャーの達川選手が落下点に行きましたが直接捕球せず、フェアゾーンに落球したところを捕球し本塁を踏んで一塁へ送球!

3塁ランナーの山崎選手はボールが落ちたことを確認したタイミングで本塁に向かいますが、達川選手に本塁を踏まれた時点でゆっくりと走っていました。

そして1度は通り過ぎましたが本塁をちゃんと踏み直したところでホームインが認められ横浜のサヨナラ勝ちとなりました。

当時インフィールドフライを熟知していない選手、首脳陣が多かったため、わけも分からず試合が終わってしまったという自体になりました。

達川選手は満塁でボールが落球してから捕球したことで本塁と一塁でフォースプレーでのダブルプレーを狙ったわけです。

しかし、インフィールドフライのルールによりフェアゾーンに落球した時点でバッターはアウト。

ランナーの進塁義務は無くなっていたわけです。

落球した後に3塁ランナーにタッチしていればダブルプレーは完成していましたね。

そんなん即座に判断できると思えん!!

野球IQとルールの知識が求められる場面だったと言うことですね。

2015/05/04 広島東洋カープ-読売ジャイアンツ

2-2の同点で迎えた9回ウラ1アウト満塁でカープの攻撃!

バッターの小窪選手が本塁付近にフライを打ち上げました。

その打球に2塁審判、3塁審判がインフィールドフライを宣告。

ファーストのファン・フランシスコ選手ととサードの村田選手が捕球を試みるも連携が取れず落球。

その後フランシスコ選手がボールを捕球し自ら本塁を踏んで1塁へ送球しました。

その後、3塁ランナーの野間選手は本塁を踏みましたが球審がアウトのジェスチャー!

そこで緒方監督や石井琢朗3塁ベースコーチが球審に駆け寄り、「塁審がインフィールドフライを宣告していた」と抗議!

審判の確認が行われ、野間選手のホームインが認められカープがサヨナラ勝ちとなりました!

2度目のインフィールドフライによるサヨナラゲーム。

1度目と非常に状況が似ていたことや、その試合に緒方監督、石井琢朗3塁ランナーコーチが共にベンチ入りしていたことから直ぐに球審に確認できたというのもポイントですね。

経験で大事ですよね!!

【インフィールドフライのまとめ】

インフィールドフライとは

・0アウトまたは1アウトでランナーが1,2塁または満塁の場面で内野手が簡単に取れるフライのこと ・インフィールドフライが宣告され、ボールが捕球される、またはフェアゾーンに落球するとバッターはアウト ・インフィールドフライは攻撃側が不利にならないためのルール ・完璧に説明できたら今日から君も野球博士や!!

以上です。

インフィールドフライは野球の難解ルールの代表格ですね。

これが説明できるのであれば「野球を知っとる」と自慢してもいいでしょう!

watataが保証します笑

こういう難しいルールを知っていると野球がまた一段と面白くなりますよ!

これからも一緒に勉強していきましょう!

それではさようならー(´-ω-)ウム

DAZN

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