こんにちはー!
watataです!(´・ω・`)
昨日もカープの試合がなかったので【watata野球教室】をやっていこうと思います!
ちなみに初めて朝に投稿です笑笑
画像は船で釣りに行った時のものです!
今日は「QS(クオリティスタート)」について解説していこうと思います!
最近はカープでもそれ以外の球団でも先発の活躍が目立っていますね!
ということで、ピッチャー評価の新しい指数であるQS(クオリティスタート)を勉強して、これからピッチャーの成績を見る時のヒントにしてもらおうと思います!
【用語説明】
QS(クオリティスタート)とは
日本語に訳すと「良好な先発」という意味で文字通りいい先発ピッチャーを評価する指数になります。
条件は「先発投手が6イニング以上を投げ3自責点以内に抑えること」です。
(自責点についてはまた解説します!)
投球回数が重視されるメジャーでは特にQS率が重要な気がします。
先発ローテーションが中4日とかですしね。
日本では中6日が基本のローテーションなので6回3失点では少し物足りないかもしれませんね。
また、「先発投手が7イニング以上投げて2自責点以内に抑えること」をHQS(ハイクオリティスタートと言います。
QSの上位互換ですね。
ちなみに「HQS」の中に「2自責点以内の完投」が含まれ、その中に「完封」が含まれます。
更に「完封」の中に「ノーヒットノーラン」が含まれその中に「完全試合」が含まれています。
(↓↓完全試合、完封については過去に解説しています↓↓)
【watata野球教室】祝!佐々木朗希!!完全試合(パーフェクト)達成!
【watata野球教室】1点取った時点で勝ち確!! 完封!!
ピッチャーが目指す流れとしては
完全試合→ノーヒットノーラン→完封→完投→HQS→QS
となります。
【勝ち負けとの比較】
投手の成績でよく使われるのは「勝ち負け」ですよね?
投手の成績を見る時は〇勝〇敗で見ることが多いです!
チームを勝たせるのが投手の仕事ですので勝ち負けの数は大切なのですが、投手の勝ち負けって実は投手の能力だけによるものではないんです!
例えば1試合9回を投げて100失点した投手がいたとしてもチームが101点とってくれればその投手には「勝ち」が付きます。
1勝0敗防御率100.00の投手の完成です笑
この投手が優れた投手かどうかなんて言うまでもありませんね笑
(100失点するまで投げさせんなよ!とは思いますがわかりやすいように大きめの数字で例を上げました笑)
反対に9回1失点だったとしてもチームが1点も取れなければ1-0で負け投手になるわけです。
0勝1敗防御率1.00になりますね。
負けが付いていてもこの投手はいい選手なんだなってことが分かりますね。
また、8回無失点に抑えて勝っている状態だったとしても9回に中継ぎが打たれて追いつかれたら勝ちは付きません。
自分が投げてないところで成績が変わってしまうんですね。
このように「勝ち負け」というのはチームの打力や中継ぎの能力によっても変わってくるのです。
だから、投手の能力を純粋に測るには勝ち負けよりQSの方が正確なんですね。
【過去の例】
例えば2021年の田中将大投手。
去年は23試合に登板し4勝9敗でした。
これはプロ入り初の負け越しらしいですね、、
プロ野球で今まで1回も負け越しなかったって普通にやばくない??笑
これは神の子不思議な子ですねー笑
それはいいとして、この結果だけみたらいい成績とは言えませんね
しかし、内容を見ると23試合中17試合でQSをしているんです!
QS率は73.9%と非常にいい数字!
こう見るとやっぱマー君すげぇ!ってなりますよね笑
投手成績は勝ち負けだけじゃ見れない部分もあるってことですね!
さらに田中将大投手は23試合中12試合で味方の援護が1点以下だったそうです。
・・・そりゃ負けるわ笑
ちなみに去年のQS率1位は山本由伸投手です!
26試合をなげて23試合でQS達成。
QS率は脅威の88.5%でした。
山本由伸くん!
赤いユニホームを来てみないかい!!
カープには来てくれないでしょうけどね笑
本当に素晴らしい投手です。
【QS(クオリティスタート)のまとめ】
QS(クオリティスタート)とは
・先発投手が6イニング以上を投げ3自責点以内に抑えること
・投手自体の純粋な能力を測るには勝ち負けよりもQSが良い
・ただし、中6日が基本の日本の先発ローテーションでは6回3失点は少し物足りない気もする
最近のメジャーでは勝ち星よりイニングを投げてくれる投手が重宝されます。
(元カープの黒田博樹さんがそうでしたね)
昔のように先発完投ではなく先発、中継ぎ、抑えの分業制になった現代のプロ野球では先発の投球回数は注目されるようになってきました。
QSという指数に注目するとますますプロ野球が面白くなると思います!
これからも勉強しながらプロ野球を楽しみましょう!
それではさようならー(´-ω-)ウム
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