こんにちは!
watataです!(´・ω・`)
今日は「フィルダースチョイス」について話していこうと思います!
フィルダースチョイスについては間違えて覚えている方も多いと思います。
何を隠そうwatataもほんの最近までちゃんと分かっていませんでしたからね笑
こんな奴が野球ブログなんてやってもいいんですかね!!( ゚д゚)
しっかり勉強していくので許していただきたい!!( ̄▽ ̄;)
それでは、解説していきますー!
【用語説明】
フィルダースチョイス(野手選択)
フィルダースチョイス(野手選択)とは「野手が送球する場所(アウトをとる場所)を選択すること」です。
「フィルダースチョイス=ランナーがオールセーフ」と覚えられている方も多いと思いますが、それはちょっと違います。
ランナーがセーフになった場合は「フィルダースチョイスによる進塁」と呼ぶのが正しいです。
ざっくり言えば、アウトセーフ関係なく野手が1塁以外へ送球することを選択した時点でフィルダースチョイスと言うのです。
割と知らない人が多いルールなのでここで覚えましょう!
【フィルダースチョイスの定義】
フィルダースチョイスの定義を見ていきましょう。
① ゴロを取った野手が、バッターランナーを1塁でアウトにする代わりに、前のランナーをアウトにしようとして、他の塁に送球すること
② ヒットを打ったバッターが、野手が前を走るランナーをアウトにしようとして他の塁へ送球する間に、余分に進塁した場合
③ ランナーが、盗塁やエラーによらずに、自分以外のランナーをアウトにしようとして野手が他の塁へ送球する間に、余分に進塁した場合
④ 盗塁に対して守備側が無関心のために何も守備を行わないために、走者が進塁した場合
⑤ 「フィルダースチョイスによる進塁」はヒットという記録にはならない Fcという記録になる
この5つです。
プレーの条件は①~④ですね。
これら全てエラーがない場合です。
エラーがあった時はフィルダースチョイスは付かず、エラーとして記録されます。
次に条件ごとに例を上げて見ていきましょう。
【フィルダースチョイスの例】
フィルダースチョイスの条件ごとの例を見ていきましょう。
①1アウト1塁
1アウト1塁の場面でバッターが送りバントをしました。
転がったボールをサードが捕球し、2塁へ送球します。
この時点で1塁ではなく、前の塁への送球を選択していますので条件①のフィルダースチョイスとなります。
・アウトになった場合
2塁への送球を選択してアウトを取れたので記録は「サードから2塁への送球でアウト」となります。
・セーフの場合
2塁への送球を選択してセーフとなったので記録は「サードのフィルダースチョイスによる進塁」となります。
これが一番分かりやすく、記録にも残りやすいプレーになりますね。
②1アウト2塁
1アウト2塁の場面でバッターがセンターへヒットを打ちました。
2塁ランナーはそのままホームまで帰ってきます。
そこでセンターはホームへ送球!
その間にバッターランナーが2塁まで進塁しました。
この時点で条件②のフィルダースチョイスとなります。
・2塁ランナーがアウトになった場合
2塁ランナーがホームでアウトになった場合の記録は1ヒットとセンターからホームに送球でタッチアウトが記録されます。
・2塁ランナーがセーフになった場合
2塁ランナーがホームでセーフになった場合
2塁ランナーがホームでセーフとなった場合の記録は1ヒットで2塁ランナーが生還と記録されます。
この時バッターランナーがセンターのホームに送球したフィルダースチョイスによる進塁で2塁まで行きましたが、スコアブック上にはフィルダースチョイスは記録されません。
ややこしい!笑
フィルダースチョイスでも記録されるものとされないものがあるんですね!
③1アウト1,2塁
1アウト1,2塁の場面でバッターがセンターへヒットを打ちました。
2塁ランナーはホームへ向かい、センターからホームに送球されるその間に1塁ランナーは3塁へ!
この時点で条件③のフィルダースチョイスとなります。
条件②との違いはバッターランナーかすでに塁上にいたランナーかどうかですね。
アウト、セーフのそれぞれの記録の付き方も条件②と同じです。
④1アウト1,3塁
1アウト1,3塁の場面で1塁ランナーが盗塁を試みました。
しかし、ピッチャーが牽制やあからさまなクイックをしたり、キャッチャーが盗塁阻止のために2塁へ送球する動作を見せなかったりなど、守備側に盗塁阻止の動きがありませんでした。
この時点で条件④のフィルダースチョイスとなります。
キャッチャーが2塁へ送球しないという選択をしたと見なされるわけですね。
この場合は盗塁ではなくフィルダースチョイスによる進塁が記録されます。
守備側が阻止する意識を見せない時の盗塁(進塁)は盗塁と見なされないんですねー!
大差の試合だった場合に起こりやすいですね。
【フィルダースチョイスでの成績変動】
投手成績
フィルダースチョイスによる進塁を絡めた失点があった場合、投手には自責点が付きます。
エラーだったら自責点は付かないのにフィルダースチョイスでは付くんですね!
投げてる方からしたらどっちもほぼ同じミスでしかないのに成績が変わっちゃうんですね、、
ピッチャーたまったもんじゃないな!
打者成績
バッターがフィルダースチョイスにより出塁した場合、凡打という記録になり打数が1つ増えます。
守備側がアウトに出来る打球を送球選択ミスでセーフにしてしまっている訳ですから、バッターは本来アウトになる打球を打ってるってことですからね。
なので、打数としてカウントされ打率が落ちます。
これは納得!!
ただ、フィルダースチョイスによる進塁で得点した場合、打ったバッターに打点は付きます。
ラッキーですね!
まあ、凡打でもランナーが帰れば打点は付きますし同じことか。
また、出塁率は落ちてしまいます。
出塁率は
出塁率=(ヒット数+四死球数)÷(打数+四死球数+犠飛)
の計算式ですので、ヒットor四死球の場合でないと上がらないんですね。
まとめると、フィルダースチョイスがあった場合の打者記録は
打数としてカウントされ、打率、出塁率は下がり、打点は付く!
となります。
打者成績の方は全部納得いきますね。
【フィルダースチョイスのまとめ】
フィルダースチョイス(野手選択)とは
以上です!
マウントは取ってはいけません笑
ぶっちゃけ普通にややこしいルールですし、watataもよく理解していませんでした。
知っていればめっちゃいい知識という訳ではありませんが、こういう細かいルールが分かると野球がより楽しめると思います。
スコアブックも書けるようになりますし、野球の理解度も深まります!
watataも野球やってる頃はスコアブック付けながらプロ野球を見ていましたしね!
あと、スコアブック書く人は試合中に座っていられるのだ!!笑
野球やる人は書けるようになるといいですよ!!
これからもルールを覚えてプロ野球を楽しんでいきましょう!
それではさようならー(´-ω-)ウム
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