こんにちは!
watataです!(´・ω・`)
今日はオープナーについて話していきます。
最近の投手起用法でなかなか面白いものです!
NPBでは日本ハムファイターズが積極的に使っていましたね。
タイトルはクソつまらないですが、watataも反省して話していくので許してください!!
それでは解説していきます!
【用語説明】
オープナー
オープナーとは「中継ぎ投手が先発投手として登板し、1,2回の短いイニングを投げた後、本来の先発投手が中継ぎ投手として登板する起用法」のことです。
中継ぎ投手→先発投手(→中継ぎ投手→抑え投手)
このような流れになるわけですね。
主に先発に不安のあるチーム、立ち上がりの悪い先発の多いチーム、中継ぎの層が暑いチームなどが使用すると有効ですね。
2018年にMLBのタンパベイ・レイズが使用し話題となり、そこから他のチームにも広まっていきました。
【オープナーのメリット】
初回を抑えやすい
野球では初回の失点が多く、先発投手が最も課題にしているイニングと言ってもいいでしょう。
また、先発投手は長いイニングを投げることが求められますから体力も考慮しながらの投球となり、打たれやすくなります。
そこを普段中継ぎ投手として投げている投手を当てれば、1,2回の投球ですから体力を温存する必要はありません。
また、中継ぎ投手は先発投手に比べ、急な登板にも慣れています。
まだ試合が動いてない状態で投げられますからメンタル的にはむしろ楽なんじゃないですかね?
上位打線を抑え込める
初回の失点を抑えることに近いですが、先発は最初に1,2,3番との対戦になります。
オープナーではいいバッターが並んでいる初回、2回に狙っていい投手を当てることができます。
最初の打席をきっちり抑え込めたらその日の流れは悪い形で始まりますからオープナーは試合終了まで効いてきますね!
打たれたら立場が真逆になりますが笑
オープナーの次に投げる投手(本来の先発投手)の負担が減る
次に投げる本来の先発投手は失点しやすい初回を避けて登板できますから、楽な状態で投げられます。
立ち上がりが悪いピッチャーは上位打線との対戦を避けることが出来ますからね!
試合開始初回が調子悪いんじゃなくて、自分が投げる時の最初の回が調子悪いって言うならそれはもう知らん!!
コスパがいい
まさかの試合とは関係なく、財政的な面でのメリットがあります。
基本的に先発投手の方が中継ぎ投手よりも年俸が多い傾向があります。
年俸の低い投手を多く起用すればコストパフォーマンスはいいですからね。
選手からしたらなんか納得できませんがね!
【オープナーのデメリット】
チーム状態が良くない
そもそもオープナーは先発投手が弱いチームが使う傾向にあります。
苦肉の策として中継ぎ投手を使い、何とか勝つという戦術ですからね。
先発投手がしっかりしているチームはわざわざオープナーなんてする必要はありません。
先発した投手に成績が付かない
オープナーとして先発した投手には勝ちやホールド、セーブといった記録が付きません。
先発投手は5回が責任投球回となっているので、1,2回しか投げないオープナーは例えチームがリードしたとしても勝ちが付かないのです。
ホールドやセーブも条件を満たせないため付きません。
中継ぎ投手が1人少ない状態で終盤を迎える
当たり前ですが、最初に中継ぎ投手を1人使ってしまうので終盤に中継ぎ投手が足りなくなるケースもあります。
特に、延長戦になった時は地獄ですね、、( ꒪ཫ꒪ )
1人分の穴を埋めるために他の投手に負担がかかりかねません。
中継ぎ投手にかなりの余裕があるチーム以外はおすすめはできないかもですねー。
中継ぎ酷使に繋がる
メリットの「コスパがいい」は年俸を払う人達のメリットですが、選手からしたらデメリットになります。
年俸の低い投手をガンガン使って消耗させてしまうことになりかねませんからね。
若手や出場機会の少ない投手をたくさん使うのはいいかもですけど、それなら先発させてあげんさい!って思いますね。
【オープナーのまとめ】
オープナーとは
以上です!
評価基準がないって所が選手としても辛いところですね。
新しい戦術が出てくるのは面白いですが、選手が苦しくならないような起用をしていって欲しいですね。
健康第一!!安全第一!!
それではさようならー(´-ω-)ウム
(↓↓先発投手、中継ぎ投手、抑え投手については別の記事で解説しています↓↓)
【watata野球教室】1人で試合を大きく左右する役割!! 先発投手!!
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