2025年3月5日(現地時間4日)、NBAプレーヤーであるレブロンジェームズが通算5万得点を達成しました。
これはNBA史上初の快挙です。
この記事ではレブロンジェームズとは一体どんな人物なのか、通算5万得点は何がすごいのか解説していきます。
レブロンジェームズとは
レブロンジェームズとは一体どんな人物なんでしょうか。
詳しく説明していきます。
歴史上最も偉大な選手の1人
アメリカ出身のプロバスケットボール選手で、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)の歴史上最も偉大な選手の1人とされています。
身長は約206cm、体重113kgと恵まれた体格を持ち、圧倒的な身体能力でNBAを蹂躙してきました。
40歳になった現在でもその凄さは衰えることなく、2025年2月の月間MVPにも選ばれました。
2003年のNBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズに全体1位で指名され、プロデビュー。
以下のような輝かしいキャリアを誇っています。
NBAチャンピオン 4回(2012, 2013, 2016, 2020)
NBA MVP 4回(2009, 2010, 2012, 2013)
NBAオールスター 20回以上選出
NBA歴代最多得点記録を更新
NBAレギュラーシーズン歴代最多得点記録ですが、2023年にカリーム・アブドゥル=ジャバーの記録(38,387点)を超え1位になると、あっという間に前人未踏の4万得点に到達しました。
そして2025年3月5日(現地時間4日)にレギュラーシーズンとプレーオフを合わせたNBA通算得点で5万得点を達成しました。
キングの名に恥じないプレーヤー
レブロンは「キング・ジェームズ」の愛称で呼ばれています。
なんとこの愛称は高校時代に付けられたものでした。
レブロンは高校時代から圧倒的な才能を持ち、「次世代のNBAの王者」と期待されていました。
そのため、「キング・ジェームズ」と呼ばれるようになったのです。
王と呼ばれてNBAに入り、その名の通り偉大な成績を残したのは凄いことですね。
レブロン自身も「キング・ジェームズ」の愛称を気に入っており、SNSのハンドルネームにも使用しています。
チームメイトには八村塁
現在レブロンはロサンゼルス・レイカーズに所属しています。
NBAの中でも超名門のチームです。
そのチームに八村塁選手も所属しています。
日本人初のドラフト1位指名でのNBA入りをした八村選手。
日本バスケ界の期待の星が歴代最高と言われるレブロンジェームズとプレーしている姿を見れることは本当にすごいことです。
また、試合中以外でもレブロンと八村選手は仲が良さそうなシーンを多く目にします。
生きるレジェンドと過ごせる環境は八村選手にとってはとても貴重なものでしょう。
レブロンから教わったことを吸収し、NBAでさらに活躍するであろう八村選手にも注目です。
5万得点のすごさ
レブロンジェームズが達成した5万得点の凄さについて説明していきます。
主に以下の3つが挙げられます。
- 2位との差が5851得点以上
- ポストシーズンの得点の多さ
- レブロンはオールラウンダー
順番に紹介していきます。
2位との差が5851得点以上
5万得点の凄さの1つ目は、2位との差が5851得点以上あるところです。
近年のNBAの1試合の平均得点が110点くらいです。
試合中コートに立てるのが5人なので、仮に得点を5人で割ると1人22得点となります。
1試合22得点として5851得点を取るためには約266試合必要となります。
NBAの年間試合数が86試合ですから3年かかる計算となります。
しかもレブロンはまだ現役の選手ですからこの差はまだ開いていきます。
もうレブロンの得点を超える選手は現れないとされています。
ポストシーズンの得点の多さ
5万得点の凄さの2つ目は、ポストシーズンの得点の多さです。
2位のマイケルジョーダンとの差が2036得点
先ほどの計算でいくと92試合分の差となります。
ポストシーズンの得点も1シーズン以上差があることになります。
自分のいるチームを勝たせてポストシーズンに進み、さらに自分も得点で活躍できる選手でなくては
この記録を作ることはできません。
レブロンはそれだけの活躍してきたということですね。
レブロンはオールラウンダー
5万得点の凄さの2つ目は、レブロンはオールラウンダー(万能型)であるということです。
レブロンはシュートによる得点はもちろん、味方を生かすアシストや、バスケで重要とされるリバウンドも得意としています。
シュートは身体能力を生かしたゴール下の強度の高いものから、高い精度が必要な3Pシュートまでなんでもこなします。
また、ディフェンスもNBAトップクラスで上手く本当に隙のない選手です。
得点特化型の選手でないにも関わらず通算最多得点を記録しています。
たとえ通算得点記録でレブロンに近づくことができたとしても、他の指数も同じ水準にすることは不可能でしょう。
「歴代最高の選手」論争は尽きることはありませんが、レブロンは「歴代最高のオールラウンダー」であることは間違いないでしょう。
大谷翔平との交流も
同じロサンゼルスを本拠地として活躍するメジャーリーガー大谷翔平選手との関係も話題となっています。
レブロンと大谷選手の関係性を3つ紹介します。
レブロンは大谷選手をリスペクト
2023年、大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースに移籍した際、レブロン・ジェームズはSNSで次のようにコメントしました。
「Welcome to LA, Shohei! 👏🔥」(ようこそLAへ、大谷!)
また、レブロンは以前から大谷のプレースタイルを称賛しており、「彼のような選手は野球の歴史でも見たことがない」とコメントしたこともあります。
前人未到のホームランと盗塁の「51-51」を達成した日にはSNSで
「この男は非現実的だ!!!!信じられない」
と発信しました。
メジャーリーグで投手と打者の二刀流と誰もできなかったことに挑戦する大谷選手に、同じく前人未到の領域にいるレブロンは注目しているのでしょう。
同じCMに出演
レブロンと大谷選手、そしてサッカー界のスーパースター、リオネルメッシ選手の3人が同じCMに出演し話題となりました。
2025年2月にオーディオブランド「Beats by Dre」の新製品「Powerbeats Pro 2」のCMで、異なるスポーツのトップアスリート3人が一堂に会する豪華なCMとなっています。
このCMは各スポーツ界のファンから大きな反響を呼んでいます。
大谷選手が試合を見に来たことも
大谷選手はレブロンの試合を見に来たこともあります。
2024年12月9日(現地時間8日)、大谷選手と妻の真美子さんが、ロサンゼルス・レイカーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズ戦を観戦しました。
レイカーズから大谷夫妻に特注のユニフォームがプレゼントされました。
大谷選手には「OHTANI 17」、真美子さんには旧姓の「TANAKA 12」と名前と番号が入ったもので、夫妻はこれらのユニフォームを手に笑顔で写真撮影に応じました。
日本人選手である八村塁選手がいることも観戦に来た理由だと思われますが、レブロンにも注目していたことは間違いないでしょう。
ただ、その日の試合、レブロンは欠場していました。
逆に、レブロンが大谷選手の所属するドジャースの試合を見に行くこともありました。
本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第5戦にレブロンが観戦に行っています。
その際スタジアムのビジョンにレブロンが映し出されて大歓声が起こりました。
まとめ
レブロンジェームズの達成した5万得点はこれから破られることのない記録として残る可能性が非常に高いです。
そしてその得点記録はまだ更新され続けています。
生きる伝説級のレブロンの活躍をぜひお見逃しなく!
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