こんにちは!
watataです!(´・ω・`)
今日はコリジョンルールについてお話していきます!
近年導入されたルールとしてはかなり影響の大きいものなので解説していこうと思いました!
それではよろしくお願いしますー!
【用語説明】
コリジョンルールとは
コリジョンルールとは「ホーム突入時の過激な接触プレーを禁止する」ためのルールです。
「コリジョン」とは「衝突」という意味で、本塁での過激な接触プレーが頻発していたことにより2014年からMLBで採用されました。
NPBでは2016年から導入されました。
【コリジョンルールの規則】
規則は以下の2つです。
①得点しようとしている走者がブロックをしていない捕手または野手に接触しようとして、または避けられたにも関わらず接触をもくろんで走路を外れることを禁止する
②ボールを保持していない捕手が得点しようとしている走者の走路をブロックする行為を禁止する
要するに①タックル禁止!②ブロック禁止!ってことです。
ホームで激しい接触が起こるプレーはしたらあかんすよ!ってことです。
【過去のコリジョンルール】
ここで過去のコリジョンルール適用の例を見ていこうと思います。
2016/05/06 西武ライオンズ-日本ハムファイターズ
1アウト満塁の場面で投手の暴投により、3塁ランナーが生還。
2塁ランナーも本塁へ突入したが、タッチアウトとなりました。
しかし、守備側がランナーに覆い被さるような形で倒れ込んだことにより、ビデオ判定となりました。
結果は守備がランナーの走路を塞いでいると見なされセーフの判定となりました。
これがレギュラーシーズン初のコリジョンルール適用により判定が覆った事例となりました。
ちなみにコリジョンルールを取られたのはキャッチャーではなくピッチャーという一発目からレアなパターンでした!
2016/05/11 阪神タイガース-読売ジャイアンツ
この試合がセ・リーグ初のコリジョンルール適用ゲームとなりました。
3回表2アウト2塁の場面でバッターがセンター前ヒットを放ち、2塁ランナーは一気にホームへ!
判定はアウトとなったが、巨人側の講義とビデオ判定の結果、キャッチャーがブロックをして走者の走路を妨害したと見なされ、セーフとなりました。
阪神はこの判定に対してセ・リーグに意見書を提出しましたが、判定は適切だったとされました。
2016/06/14 広島東洋カープ-西武ライオンズ(コリジョンルールによるサヨナラ)
2-2の同点で迎えた9回ウラ2アウト1,2塁で赤松選手のセンター前ヒットの間に2塁ランナーの菊池選手がホームを狙いました。
タッチプレーはアウトの判定。
しかし、ビデオ判定の結果キャッチャーが走路を塞いでいると判定され、コリジョンルール適用でランナーが生還!
カープのサヨナラ勝ちとなりました!
ちなみにこの試合はwatataも球場で見てました!
ギリギリのプレーでしたから普通にアウトセーフの判定かと思って見てたんですけどまさかのコリジョンの判定でした笑
唯一のコリジョンルールでのサヨナラゲームが見れて超ラッキーです!
(↓↓サヨナラゲームについては過去の記事で解説しています↓↓)
この試合の後、西武はコリジョンルールの判定基準再確認を求め、パ・リーグに質問書を提出したようです。
どのコリジョンルール適用の事例もルール導入初年度ですから意見書や質問書が多いですね。
大きなルール変更はやっぱり困惑しますよねー。
でも、コリジョンルールのおかげでキャッチャーもランナーも守られますし、野球の醍醐味が無くなったって程ではないですね!
何よりも選手がケガなくプレーしてくれる事がwatataは1番嬉しいですよー!( ̄∀ ̄)
コリジョンルールのまとめ
コリジョンルールとは
以上です!
コリジョンルールは最初は選手側も対策しきれていない感じでしたが、今ではほとんどコリジョンルール適用されることもありませんね。
安全にプレー出来ている証拠だと思います。
コリジョンルールによってブロックが無い分クロスプレーで得点となるシーンが多くなっています。
点が入ることが多いと野球は分かりやすく面白くなりますからね!
コアな楽しみ方ですが、コリジョンルールにも注目すると野球はもっと面白くなりますよ!
それではさようならー(´-ω-)ウム
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