こんにちは!
watataです!(´・ω・`)
今日は「送りバント(犠牲バント)」について話していきます!
プロ野球でも高校野球でも送りバントがしっかり決まるチームは強いですね!
しかし、送りバントには驚きの秘密が、、
それでは解説していきます!
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【用語説明】
送りバント(犠牲バント)
送りバント(犠牲バント)とは「バッターがアウトになる代わりにランナーを進塁させる為のバント」です。
バントとはバットをスイングせずボールに当ててゆるく転がす一打ですね。
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(↑↑こういう感じ↑↑)
それをランナーがいる状態でして進塁させれば送りバントとなります。
1点を争う場面で1塁ランナーを2塁に進めるために使われることが多いですね!
昔は2番打者は送りバントが出来ることが重視されてました。
また、3塁ランナーをホームに返すためのバントは送りバントは「スクイズ」と呼ばれます。
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【送りバントの有効性】
送りバントは1つアウトを取られる代わりにランナーを進める戦法です。
これは有効な戦法なのでしょうか?
結論を言うと有効な手段とはいえません!!
0アウト1塁と1アウト2塁では得点期待値が約0.8から約0.6に下がってしまうようです。
0アウト1塁形から打ちにいく方が得点できるんですね!
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しかし、未だに野球で送りバントが使われる理由が野球の「得点方式」にあります。
野球はサッカーやバスケと違い1つのゴールに入れればいい訳ではなく、4つのベースを順番に全て踏むことで得点となります。
ランナーを1つ先の塁に進めて置くことは確実に得点に近づいているということになります。
得点が近づいていることは間違いないんですね。
だから、1点を争う場面では使われるということです。
例え期待値が下がろうとも前へ!!
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【送りバントが有効なケース】
送りバントをすると良いケースはどのようなシチュエーションなんでしょうか?
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①1点を争う場面
1つは先程から話が出ている通り、1点を争う場面ですね。
1点を争う場面ならばアウトを取られてもランナーを進めることに価値があります。
また、ダブルプレーの阻止にもなりますしね。
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②バッターの打率(出塁率)が低い場合
例えば投手が打席に立った時にランナーが1塁にいたら某大谷翔平を除いてほぼ間違いなく送りバントですよね。
なんなら1アウト1,3塁とかでも送りバントの指示が出ますね。
これは投手の打席はの打率や出塁率が低く、打てる可能性が低いからです。
ここに疑問を持つ人はいないでしょう。
では、どのくらい打率だと送りバントをさせた方が良いのでしょうか?
ズバリ答えは打率.130です!!
(セイバーメトリクス入門より)
損益分岐点は思ってたより低いんですね。
送りバントがどうこうより、打率.130の選手はそもそも使ってもらえないですねー、、
なので、理論上はピッチャー以外が送りバントするのは合理的ではないということになります。
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【送りバントのまとめ】
・バッターがアウトになる代わりにランナーを進塁させる為のバント
・送りバントで1アウト2塁より0アウト1塁からの攻撃の方が得点期待値が高い
・損益分岐点は打率.130
・合理的でない攻撃でも完全になくなることはない
・送りバントができる選手は打つの上手なきがする!
・小学生や野球始めたてなら絶対に覚えさせるべき!
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以上です!
結論は送りバントという戦法は効率のいい攻撃ではないというところです。
しかし、バントを警戒させて内野を前進させることやバスターなどの攻撃に繋げることも出来る駆け引きとして使える戦法であるのは間違いありません。
送りバントも上手く使えば立派な戦術になります。
ランナー出たらとりあえず送りバントは良くないですが状況を踏まえて使っていきたいところですね。
子供たちは送りバントしっかり練習するんよ!!
それではさようならー(´-ω-)ウム
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